ブログ
  • HOME
  • ブログ
  • マンション購入は中古のリノベーション?新築?

マンション購入は中古のリノベーション?新築?

2023/08/31


 

マンション購入は多くの人にとって、一生に一度か二度の大きな投資となります。そのため、その選択は慎重に行わなければならない重要な決断です。新築マンションは最先端の設備、洗練されたデザイン、そして何より「新しい」ことの魅力があります。一方で、中古のリノベーションマンションは価格の手頃さや、自分自身で空間をカスタマイズできる可能性があります。どちらも魅力的な選択肢ですが、それぞれにはメリットとデメリットが存在します。

この記事では、新築マンションと中古リノベーションマンションのそれぞれの特性を詳細に解説し、どちらがあなたのライフスタイルや価値観に最も適しているのかについて考察します。安全性、価格、将来性、ロケーションなど、多角的に比較していきます。また、客観的なデータや統計情報も交えて、より深い理解と購入への明確な指針を提供します。

購入を検討しているあなたにとって、この記事が最良の選択をするための貴重な参考情報となることを心より願っています。それでは、それぞれのメリットとデメリットを深掘りしていきましょう。


 

1. 新築マンションのメリットとデメリット
 

1.1 メリット
 

  1. 最新の設備とテクノロジー
    • 新築マンションでは、最新のスマートホームテクノロジーや節水型トイレ、エネルギー効率の良いエアコンなどが標準装備として導入されています。これらはライフスタイルを向上させるだけでなく、長期的なランニングコストも削減します。
       
  2. 安全性の確保
    • 地震抗力や防犯設備、火災報知器など、新築マンションは現行の厳しい建築基準に基づいて設計されています。特に日本では地震対策が重要なポイントとなります。
       
  3. フレキシビリティ
    • 新築の場合、多くのデベロッパーがカスタマイズオプションを提供しています。これにより、初めから自分の好みやライフスタイルに合った設計にすることが可能です。
       
  4. 資産価値の維持
    • 新築物件は一般的に資産価値が高く、売却時にも高い評価を受けやすい傾向にあります。

       

1.2 デメリット
 

  1. 価格の高さ
    最新の設備と品質が反映される分、新築マンションは価格が高いです。リサーチによると、新築マンションの平均価格は中古マンションよりも1.5倍~2倍高いケースが多いです。

     
  2. 人気エリアでの供給制限
    都市部や人気エリアでは土地の確保が難しく、新築マンションの供給が限られている場合があります。その結果、希望するエリアで新築マンションを購入することが難しい場合もあります。

 


 

 

2. 中古のリノベーションマンションのメリットとデメリット
 

2.1 メリット

  1. 価格の手頃さ
    • 中古マンションは新築マンションに比べて価格が大幅に低い場合が多く、初期投資を抑えることが可能です。さらにリノベーションにより、低予算でも高品質な住空間を手に入れることができます。
       
  2. 個性的なデザインとカスタマイズ
    • 中古物件は、リノベーションによって自分好みのデザインや間取りに大胆な変更を加えることが可能です。これは新築マンションでは限定的な場合が多いです。
       
  3. 立地の良さ
    • 一般的に、中古マンションは既に生活インフラが整った地域に多く存在します。これは通勤や買い物、子育てにおいて非常に便利です。
       
  4. 早い引っ越し時期
    • 中古マンションはすでに建っているため、購入後すぐに住むことが可能です。これは新築の場合、完成を待つ必要があるのとは対照的です。

       

2.2 デメリット
 

  1. 設備の古さ
    • 一般的に中古マンションの設備は古く、エネルギー効率が低い場合があります。リノベーションで改善は可能ですが、それには追加の費用がかかります。
       
  2. 安全性の不明瞭さ
    • 建築基準が今よりも緩かった時代に建てられた物件では、地震抗力などの安全性が低い場合があります。
       
  3. 長期的なメンテナンスコスト
    • 中古マンションは年数が経っているため、将来的に高額な修繕費が必要になる可能性が高いです。
       
  4. 買い手市場での評価
    • 中古でありリノベーションが施されたマンションは、再販時に新築マンションほど高い評価を受けにくい場合があります。
       



 

3. 10年後の資産価値についての分析


資産としてのマンション購入は、その後の資産価値の推移に大きく影響します。新築マンションと中古リノベーションマンション、どちらも10年後にどれくらいの価値があるのかを理解することは、賢い投資と言えるでしょう。10年後の資産価値について詳しく分析します。
 

3.1 新築マンション
 

  • 10年後の売却価格の推移
    • 平均的に80%の価値が保持されるとされています。
    • 例:5000万円の新築マンションは、10年後には約4000万円に。
      (エリアによって大きく異なります。)

       
  • 考慮すべきポイント
    • 場所や建物の品質、管理状況によっては、80%以上の価値保持もあり得ます。
    • 新築マンションは維持費も比較的低めなので、その分資産価値の減少を抑えられる可能性があります。

       

3.2 中古リノベーションマンション
 

  • 10年後の売却価格の推移
    • 約70%の価値が保持されると報告されています。
    • 例:3000万円の中古リノベーションマンションは、10年後には約2100万円に。
       
  • 考慮すべきポイント
    • リノベーションの質や築年数、場所によっては、価値の低下がさらに激しくなる可能性があります。
    • 中古マンションの場合、10年という期間でかかる修繕費が新築よりも高いため、その分資産価値が減少する可能性が高いです。

 

 

新築マンションは価格が高いものの、10年後の資産価値の減少は比較的少ないと言えます。一方で、中古リノベーションマンションは初期費用が低いが、10年後の資産価値の減少が新築よりも大きくなる可能性があります。

このような点を考慮すると、10年後の資産価値を重視するのであれば、新築マンションの方がより安全な選択と言えるでしょう。しかし、初期費用を抑えたい、そして短期間での売却を考えていない場合は、中古リノベーションマンションも十分に魅力的な選択です。

 

 

新築マンションと中古リノベーションマンション、どちらも一長一短が存在します。新築は現代のニーズに合わせた最先端の設備と安全基準があり、心地よく安心して暮らせるでしょう。しかし、その質の高さは価格にも反映され、予算が限られている場合には厳しい選択となります。中古リノベーションマンションは、価格面でのアクセスが容易で、さらに個性的なリノベーションが施せるため、"自分らしい"住まいを手に入れやすいです。ただし、設備の老朽化や維持費は無視できない問題です。

最終的に重要なのは、どの選択が自分の価値観やライフスタイルに最も合致するかです。それを明確にするためにも、十分なリサーチと計画が不可欠です。総合的に考慮して賢い選択をしましょう。これが後悔のないマンション購入の鍵です。
私たち株式会社エステージでは新築マンションのご紹介や中古マンションの取り扱いをしており、リノベーションのご提案もお客様のライフスタイルにあわせて行います。

 

  • 任意売却
  • 空家管理
  • 住宅ローンシミュレーション
  • ブログ
  • 不動産無料査定
会社案内

株式会社エステージ

静岡県静岡市葵区本通西町33-2 ウエストピア33 102

事務所

TEL 054-204-6115

FAX 054-204-6116

営業時間 9:00~18:00
定休日 日曜日、祝日

宅建免許番号:静岡県知事 (2)第14002号

不動産の売却・買取・購入・仲介(土地・中古住宅・中古マンション・投資物件)・リノベーション・空き家管理のことなら「エステージ」へ
不動産無料査定・静岡市内の物件買取強化中!

Copyright (C)2017株式会社エステージ All Rights Reserved.