任意売却とは

競売ではなく、任意売却で未来を紡ぐ

任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になった際に、競売にかけられる前に債権者(金融機関など)と合意の上で不動産を売却する方法です。競売とは異なり、市場価格に近い価格で売却できる可能性があり、債務整理の負担を軽減できます。

株式会社エステージは、静岡に根ざした地域密着型の不動産会社。
長年の経験と豊富なネットワークを活かし、お客様の状況に寄り添い、最適な任意売却のプランをご提案いたします。

任意売却と競売の違い

任意売却は競売とは異なり、自分の意思で売却活動を進められるため、価格の大幅な下落を防ぎ、より有利な条件で売却できる可能性があります。
また、売却後の生活再建に向けた交渉もできるため、無理なく新たなスタートを切ることができます。
競売との違いを正しく理解し、最適な方法を選ぶことで、より良い再スタートを切るための一助となるはずです。

項目 任意売却 競売
売却価格 市場価格に近い価格で売却可能 市場価格より大幅に低くなる(5〜7割程度)
プライバシー 情報が公開されず、周囲に知られにくい 裁判所の公告やインターネットで公開される
売却期間 通常3〜6ヶ月程度で売却可能 裁判所のスケジュールにより6ヶ月程度かかる
引越し時期 債権者と交渉して調整可能 落札後は強制的に退去が必要
残債務の交渉 売却後も債権者と交渉し、分割払いなどの相談が可能 一括返済が求められることが多い
  • 任意売却と競売の違いをさらに詳しく解説

    ①売却価格の違い

    任意売却では、市場での販売活動を通じて適正価格での売却が可能です。
    一方、競売の場合は最低入札価格が設定されるため、市場価格の5〜7割程度の金額で落札されることが一般的です。結果として、任意売却の方が高額での売却が期待できます。

    ②プライバシー

    任意売却は通常の不動産売却と同じ方法で販売されるため、近隣の方に知られずに進めることができます。
    一方、競売では裁判所の公告やインターネット上で情報が公開されるため、売却の事情が周囲に知られる可能性が高くなります。

    ③売却期間

    任意売却は、買主が見つかるまでに時間がかかる場合がありますが、通常3〜6ヶ月以内で完了します。
    一方、競売では強制的なスケジュールに沿って進行し、売却までの流れは金融機関や裁判所の手続き次第で決まります。スムーズに進めば約6ヶ月程度で完了しますが、落札者が現れなかった場合はやり直しになるケースもあります。

    ④引越し時期

    任意売却の場合、債権者と相談しながら引越し時期を調整することが可能です。買主との合意が取れれば、引越し費用を考慮した売却ができることもあります。
    競売では、落札者が決まった時点で強制的に退去しなければならず、引越し準備の余裕がほとんどありません。

    ⑤残債務の交渉

    任意売却では、売却価格が住宅ローンの残高に満たない場合、債権者と交渉して残債の支払い方法を分割払いにするなどの調整が可能です。
    一方、競売では残債が残っても一括返済が求められる場合があり、支払いが難しい場合は自己破産などの手続きを検討しなければならないケースもあります。

こんなお悩みを解決します

  • 住宅ローンを滞納しており、競売を回避したい

  • 競売を避け、市場価格に近い金額で売却したい

  • 売却後の生活も考え、引越しや債務整理を計画したい

  • プライバシーを守りながら売却したい

売却理由やスケジュールによって、どの方法が適しているかは異なります。
株式会社エステージでは、お客様のご希望を丁寧にお聞きし、最適な売却プランをご提案します。

任意売却のメリット・デメリット

メリット
  • 一般市場で売却を行うため、市場価格に近い適正価格での売却が可能です。

  • 任意売却では非公開で進められるため、周囲に知られることなく売却が可能です。

  • 金融機関との交渉により、引越しのタイミングを調整することができます。

  • 売却後の残債について、債権者と交渉が可能です。

デメリット
  • 債権者(金融機関など)の了承がなければ進めることができません。

  • 市場で買主を見つけるため、売却までに数ヶ月かかることがあります。

  • 売却価格がローン残高を下回る場合、残債の支払いが必要になります。

  • 知っておきたい任意売却のリスクと注意点

    任意売却は競売と比べて多くのメリットがありますが、成功させるためにはいくつかのリスクと注意点を理解しておく必要があります。

    1. 債権者との交渉がうまくいかないケース

    任意売却を進めるには、住宅ローンを貸し付けている金融機関(債権者)の合意が必要です。しかし、すべてのケースでスムーズに合意が得られるわけではありません。例えば、売却価格がローン残高を大幅に下回る場合、債権者が納得しない可能性があります。このような場合には、債権者と粘り強く交渉することが重要です。

    2. 売却後の残債務の処理方法

    任意売却を行っても、住宅ローンの全額を完済できるとは限りません。売却価格が残債を下回る場合、差額の返済が求められます。この残債についても債権者と交渉し、分割払いの相談をすることが可能です。

    3. 滞納が長引くと選択肢が狭まるリスク

    住宅ローンの滞納が続くと、金融機関が競売を決定する可能性が高くなります。競売の手続きが始まると、任意売却を進めるための時間が限られてしまいます。そのため、早めに専門家に相談し、任意売却の準備を進めることが重要です。

    株式会社エステージでは、弁護士・司法書士との連携により、お客様の状況に合わせた最適な解決策をご提案し、安心して新たな生活を始められるようお手伝いいたします。

任意売却の流れ

  • STEP.01

    相談・査定依頼

    まずは、エステージへご相談ください。
    お客様のご状況をお伺いし、不動産の査定を行います。査定は無料で行い、売却可能な価格の目安をお伝えします。

  • STEP.02

    金融機関との交渉

    売却を進めるためには、金融機関の合意が必要です。
    エステージでは、債権者との交渉をサポートし、売却後の残債についての条件交渉も行います。

  • STEP.03

    販売活動の開始

    金融機関の承諾を得た後、物件の販売活動を行います。
    通常の不動産売却と同様に、インターネットや不動産ネットワークを活用し、買主を募集します。

  • STEP.04

    購入希望者との交渉

    購入希望者が見つかったら、売却価格や引渡し条件などを交渉し、債権者の承認を得ます。
    ここでは、できるだけ高い価格で売却できるように尽力します。

  • STEP.05

    売却・引渡し

    売買契約を締結し、残債の整理を行った後、物件の引渡しを行います。売却後の残債がある場合は、分割返済などの交渉を引き続き行います。

    お客様が安心して任意売却を進められるよう、すべてのステップを丁寧にサポートいたします。

よくある質問

任意売却をするとブラックリストに載りますか?
任意売却後、債務が残った場合は信用情報機関に登録される可能性がありますが、通常5〜7年で解除されます。
競売が決まった後でも間に合いますか?
競売の手続きが進んでいても、開札前であれば任意売却が可能な場合があります。早めにご相談ください。
相談は無料ですか?
はい、無料でご相談いただけます。秘密厳守で対応いたします。

お客様の声

お問い合わせ

不動産の売却は、お客様の大切な資産をどのように活かすかを考える大事なプロセスです。
株式会社エステージでは、静岡エリアに根ざした豊富な実績と専門知識を活かし、お客様一人ひとりに寄り添ったご提案を行います。

  • 地元静岡で25年以上の経験!地域に密着した確かな情報力
  • 誠実で透明な取引をお約束!押し売りのない安心サポート
  • 売却後も安心!相続や資産管理のアフターサポート
  • 不動産売却の全プロセスをワンストップで対応!専門家と連携

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