不動産売却
2019年07月12日

静岡で不動産をお持ちの方|売却のタイミングはいつにすべきか

「古いマンションを持っていて、最近マンションの価格が高騰していると聞き、売却しようと考えている」「でも、売却のタイミングをいつにすべきかわからない」

このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

不動産を売る時は、できるだけ高い値段で売りたいですよね。しかし、いつ売れば高く売ることができるのでしょうか。

今回は、不動産の売却のタイミングについてご紹介します。

売却するタイミングの決め方

売る時期を決めるには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。ここでは、そのポイントと売却のタイミングの決め方についてご説明します。

*季節

季節によって、不動産の価格が変動する可能性があります。どの季節が高く売りやすいのでしょうか。日本では年度の替わる時期(4月)に向けて住宅の住み替え需要がありますので、12月位から準備して2月~3月に売却するのがいいでしょう。

また、秋の移動シーズンも新居を求める方が多いのでこの時期も良いでしょう。しかし以前に比べるとあまり季節変動は少なくなっていますので、周辺の売り出し物件の状況をみて供給が少ない時期に売却するのが狙い目です。

ハイシーズンでも中古マンションの供給が過剰気味の時は避けた方がいいかもしれません。

*築年数

次に、築年数の観点からご説明します。中古マンションの下落率を検証すると築浅時(1~3年)が最も下落率が大きく、次に築5年を経過した頃、その次は築10年・15年・20年の様に5年を目安に下がっていきます。

したがって築浅マンションの売却は損をしてしまう可能性が高いので避けた方が良いかもしれません。また、新築マンションの売れ行きが悪い時は大幅に値引きされていることもあるので中古マンションの優位性が損なわれている可能性があります。

ただし、人気エリアのマンションでは全く逆の現象となることもあります。

次に修繕積立金等が大きく値上げされる10年から15年が売却を検討する方が増える時期です。そして、この年代のマンションは値ごろ感があり需要が高まるので狙い目かもしれません。

(ちなみに新築マンションの分譲価格は15年前と現在と比べると坪当たり30万円以上高くなっています。75㎡の場合680万円になります)

*日本経済の状況

次に、経済の状況の観点からご説明します。不動産は、その時の経済の状況によって大きく価格が変わってきます。少し前ではリーマンショックの直後は価格が急激に下落しました。

現在は2020年の東京オリンピックに向けて、マンションを中心に価格の高騰が続いています。ただ、経済の動向はいつ変動するか正確に判断が難しいものです。

金融の知識、政治の知識など様々な情報を総合的に判断する必要がありますので、当社のような専門家にご相談いただく方が安心です。

築年数の古いマンションを売るには

最後に、築年数の古いマンションを持っている場合の売り方のポイントについて説明します。

例えば昭和57年以前のマンション(旧耐震基準)で特に郊外型のマンションは売りにくいと言われています。理由は、現在のマンションに求める条件として耐震性や利便性が求められるからです。築年数の古いマンションは、経年劣化により徐々に価格が落ちていきます。

しかし、設備の修理など劣化部分を改修していくことで、不動産価格の下落スピードを少しでも遅らせることが可能です。さらに、間取りを3DKタイプから2LDKにリノベーションすることにより価値を高めることも出来ます。一度専門家に相談して見てください。

まとめ

今回は、不動産の売却のタイミングについてご紹介しました。
売却するタイミングの判断軸を少しでもご理解いただけたのではないでしょうか。

売却のタイミングは人それぞれですが、気になる方は仲介・買取をおこなっている株式会社エステージにご相談ください。